走蜘蛛(読み)はしりぐも

精選版 日本国語大辞典 「走蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

はしり‐ぐも【走蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. クモ綱クモ目キシダグモ科ハシリグモ属に属するクモの総称。体長一三~二三ミリメートルで、全体に黄褐色ないし黒褐色をし、脚(あし)が長く、腹が細長い。網を張らず、地上や草の間をすばやく走りまわる。イオウイロハシリグモなどは球形卵嚢(らんのう)を口につけて運ぶ。日本には九種が分布
  3. くさぐも(草蜘蛛)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「走蜘蛛」の解説

走蜘蛛 (ハシリグモ)

動物。キシダグモ科のクモの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android