身が立つ(読み)みがたつ

精選版 日本国語大辞典 「身が立つ」の意味・読み・例文・類語

み【身】 が 立(た)

  1. 面目が立つ。
    1. [初出の実例]「殊更兄分の人帰られての首尾、身の立(タツ)べきにあらず」(出典浮世草子好色五人女(1686)四)
  2. 生活ができる。生計が立つ。
    1. [初出の実例]「どふかおめへの身(ミ)の立(タツ)やう、又藤さんの気の済やうな法」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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