野多目遺跡(読み)のためいせき

日本歴史地名大系 「野多目遺跡」の解説

野多目遺跡
のためいせき

[現在地名]南区野多目一丁目

那珂なか川西岸の標高一五―二〇メートルほどの段丘上にある。第二次世界大戦前から西隣の野多目大池の岸で縄文時代の土器石器が採集され、市内では数少ない縄文時代遺跡として知られていた。昭和五四年(一九七九)から発掘調査が行われ、旧石器時代、縄文時代―古墳時代の複合遺跡が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android