金祿(読み)きんろく

精選版 日本国語大辞典 「金祿」の意味・読み・例文・類語

きん‐ろく【金祿】

  1. 〘 名詞 〙 明治新政府旧来の祿制を廃止するに当たって、明治八年(一八七五)にこれまでの金穀に代えて華族士族に交付した金券
    1. [初出の実例]「引続て政府は華士族の家祿を金祿に改め」(出典:東京日日新聞‐明治九年(1876)一月七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android