長尾真(読み)ながお まこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長尾真」の解説

長尾真 ながお-まこと

1936- 昭和後期-平成時代の情報工学者。
昭和11年10月4日生まれ。48年京大教授となり,平成9年学長。人工知能研究で知られ,コンピューターによる機械翻訳システムやバイオメトリックス(生体認証)などを開発した。16年情報通信研究機構初代理事長。17年情報・メディア技術分野で日本国際賞。19年国立国会図書館長。20年文化功労者。三重県出身。京大卒。著作に「パターン情報処理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android