青木 俊之(読み)アオキ トシユキ

20世紀日本人名事典 「青木 俊之」の解説

青木 俊之
アオキ トシユキ

明治〜昭和期の郷土史家



生年
明治1年12月20日(1869年)

没年
昭和5(1930)年3月

出生地
奈良県吉野郡賀名生村(現・西吉野村)

経歴
生地の奈良県賀名生村で郵便局長を務める。明治30年吉野郡会議員。南朝史蹟の顕彰に尽力し賀名生古蹟保存会を設立。南朝の後村山・長慶・後亀山の3代の天皇を祀る賀名生神宮の創建に奔走した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木 俊之」の解説

青木俊之 あおき-としゆき

1869*-1930 明治-昭和時代前期の郷土史家。
明治元年12月20日生まれ。生地の奈良県賀名生(あのう)村(西吉野村)で郵便局長をつとめ,明治30年吉野郡会議員。南朝史蹟の顕彰に尽力し,賀名生古蹟保存会を設立する。南朝の後村上,長慶,後亀山の3代の天皇をまつる賀名生神宮の創建のために奔走した。昭和5年3月死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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