領石村(読み)りようせきむら

日本歴史地名大系 「領石村」の解説

領石村
りようせきむら

[現在地名]南国市領石

植野うえの村の西南国分こくぶ川の支流領石川を隔てて位置する。「土佐州郡志」は「龍石村」と記し、「去高知東三里、東限植野久礼田、西限笠之川八京二村、縦横五町許、(中略)其土黒」という。村の西には胡麻志胡恵山・牛突山・荒神山などの山が連なる。村名は村内にあった龍石りようせき寺に由来。

天正一六年(一五八八)の廿枝殖田郷宍崎龍石左右山地検帳によれば、近世の当村域は内題に「従是龍石九月廿四日ニ始之地検帳」として検地面積七町六反余が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android