共同通信ニュース用語解説 「1・5度の気温上昇」の解説
1・5度の気温上昇
地球温暖化の悪影響をできるだけ避けるための目安となる指標。2015年に採択された温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は産業革命前と比べた気温上昇を2度未満、できれば1・5度に抑える目標を掲げる。気温上昇が1・5度を超えて2度になると、人間の住むほとんどの地域で極端な高温が増えると考えられる。1・5度に抑えるためには、人間の活動による二酸化炭素(C〓(Oの横に小文字の2))の排出を30年に10年比で約45%削減し、50年には実質ゼロにする必要があると指摘される。
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