1973年のピンボール(読み)センキュウヒャクナナジュウサンネンノピンボール

デジタル大辞泉 「1973年のピンボール」の意味・読み・例文・類語

せんきゅうひゃくななじゅうさんねんのピンボール〔センキウヒヤクナナジフサンネンの‐〕【1973年のピンボール】

村上春樹長編小説。昭和55年(1980)「群像」誌に掲載、同年刊行。前年に群像新人賞を受賞した「風の歌を聴け」の続編にあたる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「1973年のピンボール」の解説

1973年のピンボール

村上春樹の長編小説。文芸誌「群像」1980年3月号に掲載。同年刊行。「僕」と友人の「鼠」を主な登場人物とする、いわゆる初期三部作の第2作。大学を卒業した「僕」がピンボール探しにとりつかれる物語と、大学を辞めて故郷の街に帰った「鼠」の物語が並行して描かれる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む