1973年のピンボール(読み)センキュウヒャクナナジュウサンネンノピンボール

デジタル大辞泉 「1973年のピンボール」の意味・読み・例文・類語

せんきゅうひゃくななじゅうさんねんのピンボール〔センキウヒヤクナナジフサンネンの‐〕【1973年のピンボール】

村上春樹長編小説。昭和55年(1980)「群像」誌に掲載、同年刊行。前年に群像新人賞を受賞した「風の歌を聴け」の続編にあたる。

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デジタル大辞泉プラス 「1973年のピンボール」の解説

1973年のピンボール

村上春樹の長編小説。文芸誌「群像」1980年3月号に掲載。同年刊行。「僕」と友人の「鼠」を主な登場人物とする、いわゆる初期三部作の第2作。大学を卒業した「僕」がピンボール探しにとりつかれる物語と、大学を辞めて故郷の街に帰った「鼠」の物語が並行して描かれる。

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