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2008年大統領選挙 2008ねんだいとうりょうせんきょ/にせんはちねんだいとうりょうせんきょ Presidential elections

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知恵蔵2015の解説

2008年大統領選挙

米国で4年ごとに行われる大統領選挙は同時期に、2年ごとに全員(435人)改選される連邦議会下院の選挙、3分の1ずつ(33〜34人)改選される連邦議会上院の選挙、さらに多数の州知事や州議会などの選挙も行われるところから、大統領だけの選挙には終わらず、米国の政界地図を大きく塗り替えることにもなる。大統領選挙は4年ごとに11月の最初の月曜日の次の火曜日(2008年は11月4日)に行われる。この選挙は一般投票(popular votes)とよばれるもので、正式な選挙人(Electors)を選ぶための選挙である。50州のほぼ全部で勝者一括方式(winner-take-all system)を採用しているため、一般投票の結果、多数を制した政党が、各州に割り当てられた選挙人(連邦議会の上院と下院の議員の合計、最低3人)の全部を獲得する。その結果、一般投票のわずかの差が選挙人数に大きく影響するため、各党の候補者も多数の選挙人を有する州(カリフォルニアニューヨークペンシルベニアフロリダテキサスなど)を集中的に遊説する。また、全米で最も早く、各党の候補者を選ぶための党員集会を行うアイオワ州(08年1月3日)や予備選挙を行うニューハンプシャー州(同年1月8日)の投票結果がその後に大きな影響を与えるため、選挙人の数が多くないにもかかわらず、各候補者は激しい遊説を行う。ほかの州でも党員集会や予備選挙が前倒しになる傾向が強く、22州で集中的に行われる火曜日(2月5日)をメガ・チューズデー(Mega Tuesday)と呼ぶ。こうした選挙の結果、各党が夏に全国党大会を開き、大統領、副大統領の両候補者を決定し、一般投票日を迎える。

(細谷正宏 同志社大学大学院アメリカ研究科教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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