New Dimension International社のSUPERSCAPEというインタラクティブな3次元図形表示システムを用いて同社が開発したVGAの描画性能を検査するためのベンチマーク。テストの傾向はPCで動作するゲームのそれに近く、ゲーム実行時の性能を調べるのに都合がよい。 3D Benchでは、VGAの320×200ドットモードにおいて、数十から数百のポリゴンで定義される3次元データのアニメーション処理を連続的に行ない、1秒間に何画面表示できたか(フレーム/秒)を結果として表示する。この結果にはCPU、キャッシュ、バス、VGAでのグラフィックス描画性能が影響するが、浮動小数点演算は関係しない。ただしプログラムとデータは合わせて100Kbytes程度であるため、ゲームと異なり2次キャッシュの容量はあまり結果に反映しない。