ベンチマーク(読み)べんちまーく

デジタル大辞泉の解説

ベンチ‐マーク(bench mark)

物事の基準となるもの。基準点。指標。
測量における水準点。
投資商品の収益率や、特定の銘柄の騰落率を比較・評価するための指標。多く、平均株価指標銘柄騰落率を用いる。
コンピューターのハードウエアおよびソフトウエアの動作速度を調整・評価するための基準。
他社の優れたところを学び、それを基準にして自らの業務や経営を改善する手法。

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投資信託の用語集の解説

ベンチマーク


投資信託を運用する際に目標とする基準、あるいはパフォーマンスを評価する基準のこと。
ベンチマークは、それぞれの投資信託が投資対象とする市場や有価証券の種類等によって異なる。例えば、国内の上場株式を投資対象とする場合、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等がベンチマークとして多く利用される。また、投資対象が海外株式の場合、各国の代表的な株価指数やMSCIの各種インデックスなどが多く利用される。投資信託の運用成績を判断する上で、基準価額の推移だけをみるのでなくベンチマークに対して、どのように基準価額が推移しているのかということが重要となる。

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大辞林 第三版の解説

ベンチマーク【benchmark】

測量で、高低の基準となる水準点。計測指標。
ものごとの基準となるもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベンチマーク
べんちまーく
benchmark

ものごとの基準や指標となるもの。本来は土地を測量する際に地表の高低差を表す水準点をさすことばであるが、今日では地理や環境、建築、機器やコンピュータ、経営や企業、投資といったさまざまな分野で、比較や評価を行うために不可欠な基準を表す名称として浸透している。
 たとえば、コンピュータの性能を公平に比較するための評価や性能を表す値をベンチマークスコアという。製品の性能をベンチマーク(公正な基準)をもとに検査し、総合的な評価を与えるには、ベンチマークの標準化促進のため設立された非営利団体SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation、標準性能評価法人)のプログラムを用いることが必須である。また、パーソナルコンピュータの場合、専用のソフトウェアを使用し、データ処理の速度や電力消費量などの性能を計測することをベンチマークテストとよぶ。金融や資産運用においては、目標とする基準やパフォーマンス評価のための基準をさし、日本で株式を運用するケースでは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX(トピックス))がこれにあたる。また、環境問題や地球温暖化の対策に関しても、評価のための目標としてベンチマーク(指標)を設けるケースがみられる。東京都では同業種・同規模程度の事業所で、年間の二酸化炭素排出量を確認することができるようにしている。このベンチマーク(評価指標)は、2010年度(平成22)から都内の事業所に義務づけた地球温暖化対策報告書制度において、事業所から提出された報告書の二酸化炭素排出量をもとに算出された数値を集計したものである。[編集部]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ベンチ‐マーク

〘名〙 (benchmark)
① 測量で、水準点のことをいう。
② 一般に、ものごとの基準となるもの。特に、ある指標を時系列的に追跡調査する場合の開始時点でのスコアをいう。〔コンピュータとどう付き合うか(1982)〕

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