A.J.A.ラビニャック(その他表記)Alexandre Jean Albert Lavignac

20世紀西洋人名事典 の解説

A.J.A. ラビニャック
Alexandre Jean Albert Lavignac


1846.1.21 - 1916.5.28
フランスの音楽教育家,音楽理論家。
元・パリ音楽院教授。
パリ生まれ。
パリ音楽院でA.F.マルモンテルやバザン、F.ブノワに師事し、1871年パリ音楽院ソルフェージュ科助手を経て、1875年同教授を歴任し、1891年パリ音楽院和声法教授となる。「聴音の理論と実習」(1882年)や「音楽教育」(1902年)はフランスの音楽教育に大きな影響を及ぼし、さらにエマニュエルロランなどの協力編纂・刊行した「音楽百科全書と音楽院辞典」11巻(’13〜31年)は音楽学の諸分野を包括する独特な内容構成で非西欧の音楽に多くのページを割いた点で注目される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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