デジタル大辞泉 「B中間子」の意味・読み・例文・類語 ビー‐ちゅうかんし【B中間子】 核力を仲介する素粒子。中間子の一。電荷は正・負・中性の3種あり、スピンは零。ボトムクオークまたはその反粒子を含む。2000年代に高エネルギー加速器研究機構のBファクトリー、および米国スタンフォード線形加速器センター(SLAC)において、B中間子とその反粒子を量産し、その崩壊の過程を観測する実験が行われ、CP対称性の破れが精密に検証された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例