CP対称性の破れ(読み)シーピータイショウセイノヤブレ

デジタル大辞泉 「CP対称性の破れ」の意味・読み・例文・類語

シーピーたいしょうせい‐の‐やぶれ【CP対称性の破れ】

《Cはcharge、Pはparityの略》素粒子物理学で論じられる現象の一。粒子の持つ電荷(チャージ)と、パリティーを同時に変換したときに、対称性が成り立たないことがあるということ。これにより、ビッグバン後の宇宙で粒子と反粒子が同数ずつ消滅せず、粒子だけが残った理由を説明できる。昭和48年(1973)、これに関する理論「小林益川理論」を発表した小林誠・益川敏英は平成20年(2008)ノーベル物理学賞を受賞。CPの破れ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む