CIコンドライト(読み)シーアイコンドライト

最新 地学事典 「CIコンドライト」の解説

シーアイコンドライト
CIコンドライト

CI chondrites

炭素質コンドライト隕石の一種で,コンドルールや難揮発性包有物をほぼ含まない。イブナ隕石をタイプとする。角礫岩組織を呈する。低結晶度の含水層状珪酸塩鉱物(サポナイトと蛇紋石),磁鉄鉱,磁硫鉄鉱,ペントランド鉱,ドロマイト,Feを含むマグネサイトを主要鉱物とし強い水質変成作用を受けている。有機物も多く含む。特に揮発性の元素以外は太陽光球の元素存在度とほぼ合致することから,太陽系元素存在度の基準とされる。はやぶさ2探査機の持ち帰った小惑星リュウグウの試料の分析からCIコンドライトに多量に含まれるフェリハイドライトとCa硫酸塩鉱物は地球での風化産物であることが明らかになった。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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