FIR(読み)エフアイアール(英語表記)FIR

翻訳|FIR

デジタル大辞泉 「FIR」の意味・読み・例文・類語

エフ‐アイ‐アール【FIR】[flight information region]

flight information regionICAOイカオ国際民間航空機関)が各加盟国に割り当てた空域各国はその空域内を通行する航空機運行に関する情報を提供する。飛行情報区航空情報区

エフ‐アイ‐アール【FIR】[far infrared]

far infrared》⇒遠赤外線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のFIRの言及

【航空交通管制】より

…航空交通管制の具体的な目的は,航空機相互の衝突予防,空港内および航行空域における航空機と障害物の衝突予防,航空交通の促進と秩序ある流れの維持にある。なお,飛行情報区flight information regions(FIRと略称される)というのは,ICAO(イカオ)の加盟国が,航空交通業務を行う責任の範囲を示すもので,技術的必要性に立脚して定められており,領空とか防衛圏といった性格はない。日本では東京FIRと那覇FIRの二つの空域がその管轄となっている。…

【モミ(樅)】より

…端正な樹形が美しいマツ科の常緑高木(イラスト)。日本の暖地に分布し,古来庭園に植えられ,材は白色で美しい。高さ40m,径1.5mに達し,幹は通直,太枝をやや斜め上にまっすぐに伸ばし,広円錐形の樹冠をなす。幹の樹皮は灰褐色で,樹脂囊を散布して粘質の樹脂を含み,幹基部では細かく亀裂(きれつ)する。1年生枝は灰褐色で細毛を密生する。針葉は枝に螺生(らせい)し,線形で長さ2~3.5cm,先端は凹形で若木のものは鋭くとがる。…

【飛行情報区】より

…FIRと略称される。国際航空交通の安全確保と効率化のために国連の国際民間航空機関(ICAO(イカオ))によって設定された空域のこと。…

※「FIR」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」