ICBM(読み)アイシービーエム(英語表記)intercontinental ballistic missile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ICBM」の解説

ICBM
アイシービーエム
intercontinental ballistic missile

大陸間弾道ミサイル有効射程 6400km以上の核弾頭をつけた戦用弾道ミサイルをいう。ロケットエンジンで高高度 (最大高度 1500~3500km) に打上げ,力学的に決る弾道を描いて目的地に達する。所要時間は 30分ほど。旧ソ連がいち早く開発に手をつけ,1957年8月部分射程試射に成功,アメリカの射程 8000kmの ICBMは 59年に成功。 98年現在,アメリカの ICBMにはミニットマン III,MX (ピースキーパー) などがあり,旧ソ連の ICBMには SS-18,SS-19,SS-24,SS-25などがある。また中国の ICBMには東風 Dong Feng5号などがある。

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精選版 日本国語大辞典「ICBM」の解説

アイ‐シー‐ビー‐エム【ICBM】

〘名〙 (intercontinental ballistic missile の略) 大陸間弾道弾。

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日本大百科全書(ニッポニカ)「ICBM」の解説

ICBM
あいしーびーえむ

大陸間弾道ミサイル(弾)Intercontinental Ballistic Missileの略。射程距離5500キロメートル以上のミサイル。

[編集部]

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世界大百科事典内のICBMの言及

【ミサイル】より

…一方,V2を基礎とする,原爆を運べる大型長距離ミサイルの開発の可能性は,新しい技術や工業に多額の投資を要するわりに誘導精度が上がらず,このため1947年ミサイル開発計画を中止し,陸軍で小型ロケットの研究を続けるにとどまった。しかし,52年水爆が開発され,地対空ミサイル〈ナイキ〉がテストで戦略爆撃機に対する有効性を実証し,またソ連が大陸間弾道ミサイルintercontinental ballistic missile(略号ICBM)開発に大規模に取り組んでいるらしいとの情報等にかんがみ,ICBMの重点開発が検討され,その結果54年から〈アトラス〉の設計・製造を開始した。 ソ連は1949年原爆の実験に成功すると,その運搬手段としてV2を基礎にミサイルの研究・開発を着々と進め,57年8月ICBM完成を発表した。…

※「ICBM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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