ISSNネットワーク(読み)あいえすえすえぬねっとわーく(英語表記)ISSN Network

図書館情報学用語辞典 第5版 「ISSNネットワーク」の解説

ISSNネットワーク

ユネスコUNISISTの枠内で計画され,ユネスコとフランス政府の合意により1972年に設立された,逐次刊行物の国際的な登録システム.当初名称はISDS(International Serials Data System).個々の逐次刊行物に対する国際標準逐次刊行物番号ISSN)の付与と各逐次刊行物のキータイトル,刊行機関,創刊年などについてのデータベース構築,維持を目的とする.パリに国際センターが設けられ,2020年現在で90か国に国内センターがある.日本では国立国会図書館内にISSN日本センターが置かれている.逐次刊行物に対し,各国内センターがISSNを与え,その記録を作成し,国際センターに送付する.2019年末現在の登録数は210万件超.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android