LEV(読み)レブ(英語表記)low emission vehicle

デジタル大辞泉 「LEV」の意味・読み・例文・類語

レブ【LEV】[low emission vehicle]

low emission vehicle》人の健康や環境に有害な影響を与える物質の排出量を低減させた自動車。排出する環境負荷物質の低減率に応じてU-LEV超低公害車)・SU-LEV極超低公害車)などの分類がある。低公害車低排出ガス車。→ゼブ(ZEV)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「LEV」の解説

LEV

低公害車」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「LEV」の意味・わかりやすい解説

LEV
えるいーぶい
low emission vehicle

低排ガス車。1978年に制定されたわが国の現行の乗用車排出ガス規制値より、排ガス中の有害成分を10分の1以下におさえた車。わが国では2000年から排ガス規制を現行より68%きびしくすることが決まっているが、各社がそれを先取りしている。まず本田が97年2月のシビックで実現、その後ドマーニやアコードに広げている。日産も98年2月に発売したキューブのCVTモデルに採用、順次拡大していく。トヨタはLEVの名称は用いていないが、97年末発売のハリアーを皮切りに全車を低公害化する。具体的には、エンジンが吸い込む酸素量を精密に調節して有害物質の発生をおさえる一方、触媒の浄化能力を高めるなどしている。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android