デジタル大辞泉
「低公害車」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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知恵蔵
「低公害車」の解説
低公害車
ガソリンや軽油等の石油系燃料の内燃機関自動車では、窒素酸化物(NOx)を始め各種の有害物質を含んだ排ガスが出るが、この有害物質の排出量が少ない自動車を低公害車と呼ぶ。現在は天然ガス等の代替燃料自動車や、電気自動車・ハイブリッド車などがこれに該当する。2010年までの低公害車の開発・普及戦略としては、国の支援や燃料品質の向上等を図りながら、より環境性能の高い低公害車の開発、低公害車普及のため自動車グリーン化税制の活用等の支援の促進、量産効果、規制緩和等による低公害車の価格引き下げ、天然ガススタンドなど燃料スタンドの整備や利便性向上を進めることなどが挙げられている。また、低公害車の開発目標としては、燃料電池車の開発、水素自動車の開発などが挙げられている。水素自動車とは、水素をエネルギーとする自動車のことで、既存のガソリンエンジンを改造して直接水素燃焼を行うものと、燃料電池により発電するものに大別される。前者のタイプは1990年代からマツダとBMWが既存エンジンを改良する形で開発を進めている。また、エコ燃料・エネルギーとしてエタノール車が注目を集めている。エタノール車は、サトウキビ、トウモロコシを原料としてバイオエタノールを生成し自動車燃料とする車。特にブラジル、米国ではエタノール車への取り組みが進んでおり、エタノールでもガソリンでも走行する自動車(フレックス燃料車)が普及しつつある。日本の場合は原料を輸入に頼らざるを得ないが、クリーンエネルギー車として、自動車メーカー、石油会社の共同開発が開始され、2010年の導入を目標としている。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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低公害車【ていこうがいしゃ】
排出ガスを出さないか,またはその量や,騒音,振動も少なくするように開発された自動車。電気自動車やソーラーカーは将来,技術開発が進めば優れた低公害車として普及する可能性がある。例えば米国カリフォルニア州は,自動車による大気汚染物質の排出量を低減するため,1988年から試験的に電気自動車の販売を義務づけている。環境庁が1988年にまとめた〈低公害車普及基本構想〉は,都市部を走行し,窒素酸化物を多量に排出しているディーゼル・トラック,バスの代替として,メタノール自動車を普及させるよう提言している。ほかに天然ガス自動車や水素自動車などがあるが,いずれも課題を残している。近年,ガソリンの代替燃料として,サトウキビやトウモロコシなどから作るバイオエタノールを用いたエタノール車が注目されている。→クリーンエネルギー自動車
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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