RNA依存DNAポリメラーゼ

栄養・生化学辞典 の解説

RNA依存DNAポリメラーゼ

 [EC2.7.7.49].逆転写酵素リバーストランスクリプターゼともいう.レトロウイルス粒子中に発見されたDNAポリメラーゼで,このウイルスが増殖するときに一度RNAを鋳型としてDNAを作る場合に働く.現在遺伝子工学で,mRNAを鋳型としてcDNAを作る目的などに汎用されている.リボヌクレアーゼHの活性も併せもっている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android