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SÉCAM方式 セカムホウシキ

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デジタル大辞泉の解説

セカム‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【SÉCAM方式】

《〈フランスSéquentiel Couleur à Mémoire》⇒セカム(SÉCAM)

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百科事典マイペディアの解説

SECAM方式【セカムほうしき】

フランスで開発されたカラーテレビ方式。二つの色信号成分を走査線ごとに切り替えて送る線順次方式であって,伝送系のひずみに対し最も安定である。白黒テレビとの両立性はNTSC方式PAL方式より劣り,受像機の価格もNTSC方式に比べて高い。
→関連項目カラーテレビジョン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

SECAM方式
せかむほうしき
SECAM system

地上アナログ放送で使われたテレビジョン方式の一つ。SECAMフランス語squentiel couleur mmoire(順次式カラーメモリー)の略称。1953年フランスの国営放送局が提案した方式を改良したもので、輝度信号以外に色差信号R-Y(赤と輝度信号の差)の4.40625メガヘルツの副搬送波を、また色差信号B-Y(青と輝度信号の差)の4.250メガヘルツの副搬送波をそれぞれ周波数変調し、これらを走査線ごとに切り替えて送出する。このような信号を受信した場合、走査線1本置きにR(赤)またはB(青)の信号しか得られない。そこで、受像機には4メガヘルツ帯の1ライン遅延線によって1本前の走査線の色信号を記憶させておき、これと次の走査線に含まれている色信号を組み合わせて送信側の色を再現している。白黒テレビジョンとの互換性は低い。画面の横と縦の比は4対3、走査線数は625本、フレーム数(1秒当りの画面数)は25フレームである。SECAM方式には二つの変形系列があるが、これらを含めて地上アナログ放送にSECAM方式を採用した国は、フランスとその旧植民地、東ヨーロッパ諸国、ロシアなどであった。SECAM方式を採用していた各国は、2000年代なかばから相次いでDVB-T(Digital Video Broadcasting-Terrestrial、デジタルビデオ放送‐地上用)方式およびその改良型DVB-T2方式を用いる地上デジタル放送に移行し、SECAM方式によるアナログ放送を終了している。たとえば、SECAM方式を採用していた主要国フランスでは、2005年5月にDVB-T方式による地上デジタル放送を開始、2011年11月にSECAM方式の地上アナログ放送を停波(電波の放射を停止すること)した。[木村 敏・金木利之・吉川昭吉郎]

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