SNMP(読み)エスエヌエムピー

デジタル大辞泉 「SNMP」の意味・読み・例文・類語

エス‐エヌ‐エム‐ピー【SNMP】[simple network management protocol]

simple network management protocolTCP/IPネットワーク管理に用いられるプロトコル。ネットワークに接続されたコンピューター通信機器端末監視制御する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「SNMP」の解説

SNMP

Simple Network Management Protocolの略。IETFで標準化された、TCP/IPネットワーク環境の管理用プロトコル。現在の企業向けのネットワーク機器や管理ソフトのほとんどが、このSNMPに対応している。SNMPによるネットワーク管理では、複数台のネットワーク機器を1台(または数台)の管理用ホストで管理する。管理するホストを「SNMPマネージャー(管理マネージャー)」と呼び、管理されるネットワーク機器を「SNMPエージェント」と呼ぶ。SNMPマネージャーが、管理対象になるSNMPエージェントとMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報を交換することで機器の管理が行なわれる。また、SNMPトラップという機能で、障害サーバーに通知することもできる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

IT用語がわかる辞典 「SNMP」の解説

エスエヌエムピー【SNMP】

TCP/IPネットワークに接続されたルーターハブなどの通信機器を制御・管理・監視するためのプロトコル。◇「simple network management protocol」の頭文字から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android