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UAV ユーエーブイ unmanned aerial vehicle

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

UAV
ユーエーブイ
unmanned aerial vehicle

無人機の意。地上,艦上,空中から発進して,無線による遠隔操縦,あるいは搭載コンピュータにあらかじめプログラムされたパターンで自律飛行をする。軍事的な任務は偵察,観測,攻撃など。有人機にくらべて低コストで,人の心理や生理を考える必要がないため長時間の滞空が可能であることから,目標領域の偵察監視活動に使われる。

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デジタル大辞泉の解説

ユー‐エー‐ブイ【UAV】[unmanned aerial vehicle]

unmanned aerial vehicleunmanned air vehicle》人が搭乗せず、遠隔操作により飛行する物体。偵察・攻撃など軍事目的のほか、農薬散布や災害時の調査にも用いられる。無人航空機。無人機。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

UAV
ゆーえーぶい

無人機を意味するUnmanned Air(Aerial) Vehicleの略称。1970年代には遠隔操縦機RPV(Remotely Piloted Vehicle)ともよばれたが、コンピュータの発達で完全に自立した無人飛行も可能になったことを反映して、UAVの語が使われるようになった。UAS(Unmanned Aircraft Systems)ともいう。無人航空機のアイデアは古くから存在しているが、第二次世界大戦当時まではミサイルとの区別もあいまいだった。現在ではいちおう、1回ごとの使い捨てでそれ自体が破壊力を有するものをミサイル、回収して繰り返し使用することを前提とし、それ自体には弾頭などを載せていないものをUAVとして区別しているが、電子戦用の使い捨ての無人おとり機など、概念的にあいまいな領域は存在する。無人機は第二次世界大戦後まず無人標的機droneとして発展を遂げたが、ベトナム戦争当時北爆の人的損害に音を上げたアメリカが、標的機に偵察装備を積み込んで北ベトナム上空に送り込んで成功を収めた。イスラエルも、第四次中東戦争(1973)で無人機を偵察や索敵、弾着観測、電子戦などに活用し、これをきっかけに各国に簡略で低コストの無人機が広まった。現在のUAVの用途は、それらのほかにも戦場監視、電子情報収集、通信中継など多岐にわたっているが、今後は地上攻撃や制空など攻撃的任務にも進出すると期待され、無人戦闘用機UCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)といった分類も提唱されている。UAVのサイズは、小は手で持って飛ばせるラジコン機程度のものから、大は小型旅客機なみのものまであり、将来は小鳥や昆虫大の超小型UAV(マイクロUAV)も出現するのではないかとみられている。民間用としても、UAVはリモート・センシングや農薬散布に活用されており、大型の無人機や無人飛行船成層圏に滞空させて、放送や通信中継に用いることも研究されている。[野木恵一]

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