コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

空中戦 くうちゅうせん air battle

4件 の用語解説(空中戦の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

空中戦
くうちゅうせん
air battle

航空機対航空機の戦闘。航空機と地上,航空機と艦船との戦闘を含む場合は,航空戦 air warfareという。空中戦の目的は所要の空域の制空権の獲得にあって,その主力は戦闘機である。空中戦の成果は,主として戦闘機の優劣によって決まる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

くうちゅう‐せん【空中戦】

航空機どうしによる空中での戦闘。空戦。
選挙戦術の一。知名度を生かし、街頭で名前を連呼して浮動層の支持を獲得すること。→地上戦2
文書や資料の提供がなく、発言のみで議論がなされること。また、発言のやりとりが続くばかりで、結論の出ない会議のこと。
サッカーで、ヘディングによるボール奪い合い。また、野球で、本塁打による得点の取り合い

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

くうちゅうせん【空中戦】

航空機どうしが空中で行う戦闘。空戦。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

空中戦
くうちゅうせん
air combat

航空機と航空機との間で繰り広げられる戦闘行為の総称。おもに戦闘機どうし行われるが、対空兵装を有する攻撃機や爆撃機、ヘリコプターなどによるものも含まれる。
 初期の軍用航空機は、偵察、連絡などをおもな任務とするものであり、それらの任務に携わる敵航空機に対する妨害行動として、1910年8月には航空機からの拳銃射撃の有効性を検証するための実験が、米陸軍により実施されたのが空中戦の嚆矢(こうし)とされる。ただし、パイロットが携行する拳銃で敵機を撃墜することは不可能に近く、第一次世界大戦中に機関銃を航空機に搭載するための方法が模索されるようになった。この際、重要な問題となったのが、パイロットが前方を見ながら照準を行い、プロペラに損傷を加えることなく敵機をねらい撃つための技術開発である。パイロットの後方にプロペラを配置するなどの試みもなされたが、むしろ主流となったのは、プロペラの回転と機関銃の発射タイミングを同期させるメカニズムであった。
 両大戦間期に軍用航空機は大幅な発展を遂げ、スペイン内戦においては、爆撃機と戦闘機を組み合わせる航空艦隊といった運用概念も用いられるようになり、戦闘機による迎撃、あるいは爆撃機のための援護戦闘が行われるようになった。そして、第二次世界大戦における航空作戦の前哨戦(ぜんしょうせん)ともいえるノモンハン航空戦では、日ソ双方が空中戦における爆撃機数を競い合う状況が生じている。なお同航空戦では無誘導ロケットを航空機に搭載し対空攻撃に用いることがソ連軍により試みられている。また、第二次世界大戦では、イギリスが構築した防空レーダーによる早期警戒支援下での迎撃という新たな運用方法が用いられるなどの進歩もみられたが、同大戦終結までにおける航空機の搭載兵装は、機関砲やロケット弾であり、至近距離での格闘戦が空中戦の主たる形態であった。
 空中戦の概念が大きく転換したのは、おもに冷戦期の科学技術の発展と、それによるミサイル、レーダー、指揮管理システムの進歩によるところが大きい。米軍は、1950年代初めに赤外線誘導の短距離空対空ミサイル(AIM-9、サイドワインダー)の開発に着手し、同ミサイルは世界初の誘導弾として1956年に実用化されている。またベトナム戦争では、レーダー誘導方式の中射程空対空ミサイル(AIM-7、スパロー)が用いられるようになったが、命中率の低さから機関砲をF-4ファントム戦闘機に再装備するなどの動きにつながった。その後、継続的な改良を経て、レーダーミサイルの性能も逐次進歩し、現在ではいわゆる「撃ちっぱなし」ミサイルともよばれるアクティブ・レーダー誘導方式の中射程空対空ミサイル(AIM-120、AMRAAMなど)が主流になりつつある。
 これら空対空ミサイルの発展に伴い、至近距離での格闘戦から目視範囲外Beyond Visual Rangeでの中距離戦へと空中戦の範囲が拡大されてきている。また、地上や早期警戒管制機(AWACS)などに位置する要撃管制官からの指令に従い空中戦を行うなど、かつてはパイロットや編隊長の判断により実施されていた戦闘要領も、兵器の進歩に応じ変化してきている。なお、刻々と変化する空中戦において、パイロットが高度の格闘戦能力を具備する必要がなくなったわけではない。しかし、空中戦で勝利するための要因としてパイロットの技量が占める比重は、兵器の性能やシステムの連接性といった要因に比べ、徐々に低下しつつあるのも事実である。
 現時点では研究段階にとどまっているものの、将来的に無人戦闘機Unmanned Combat Aerial Vehicle(米軍のX-47等)が実用化されるようになれば、空中戦の概念もまた大きく変化するかもしれない。[村井友秀]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

空中戦の関連キーワード航空図空路航空機関士航空士航空便AEROSATHTA航空機燃料航空保安施設母機

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

空中戦の関連情報