UVカット商品(読み)ユーブイカットしょうひん

百科事典マイペディア 「UVカット商品」の意味・わかりやすい解説

UVカット商品【ユーブイカットしょうひん】

UVとは紫外線,UVカット商品とは紫外線をさえぎる目的でつくられた商品のこと。オゾン層破壊の拡大によって大気中のUV量が増え,皮膚癌(がん)を発症する危険が出てきたことから,注目を集めた。化粧品をはじめ,帽子,傘,サングラスコンタクトレンズ,タオル,窓ガラス,カーフィルム,水着,運転者用の肘(ひじ)まである綿製手袋など,さまざまな種類がある。 紫外線には,波長の長いほうからUV-A,UV-B,UV-Cの3種類がある。波長が短いほど高エネルギーで人体が浴びると肌に悪いが,一番波長の短いUV-C波はオゾン層によってほとんど吸収されるため,地上には届かない。UV-A波は皮膚の深い部分(真皮)まで透過する。窓ガラスや車のフロントガラスをも通過して慢性的なダメージを人体に蓄積し,シミやそばかすなどの原因となる。曇や雨の日でも大気中に多く存在する。UV-B波は主に皮膚の表面(表皮)に作用し,短時間でひりひりするやけど状の炎症を引き起こす。 日焼け止め化粧品に表示されているSPFとは,紫外線のうちUV-B波から肌を守る日焼け止め効果を数値的に示したもの。UV-A波とUV-B波の両方をカットする商品や,汗や水に強く,スポーツ時にもUVカット効果を長時間持続させることができる商品も増えている。

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