そばかす(英語表記)ephelides

  • freckle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雀卵の俗称。夏日斑ともいう。米粒大ぐらいまでの淡褐色の色素斑で,顔面手背,上背中など,日光照射をよく受ける部位対側性に多発し,ことに夏季の日光照射により悪化する。一般に思春期から顕著になる。優性遺伝する。色白の人に多い。

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百科事典マイペディアの解説

雀卵(じゃくらん)斑,夏日(かじつ)斑とも。針頭大からエンドウ豆大の茶褐〜黒褐色の色素斑。顔面,特に目の周囲,頸(けい)部,手などの露出部に対称性に多数生じ,自覚症状はない。思春期の女子に多い。先天性素因があり,色白の人に好発。春,夏に増悪する。直射日光を避け,ビタミンC副腎皮質ホルモン剤内服注射などを行うが難治

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世界大百科事典 第2版の解説

医学的には雀卵斑(じやくらんはん)ephelidesという。眼下部から頰骨部に多発する,直径が2~3mmで不規則な形をした扁平な褐色斑で,小児期の女子に多いが,日本人では思春期ころから目立ってくることもある。一般に色白で,日焼けしやすい人に多く,優性遺伝するが,症状の現れ方には差がある。紫外線に当たることによって誘発されるので,顔のほか,手背,上腕,肩など日に当たるところにもみられ,夏季に数が増して色が濃くなるが,冬季にも消えることはない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

顔面、上肢伸側など日光に当たる部位に多発する不規則な形をした茶褐色の小色素斑(はん)で、雀卵(じゃくらん)斑、夏日(かじつ)斑などともよばれる。5歳ころから出現し、しだいに顕著となり、高齢者では消退する。夏期に強い日光に当たると増悪し、冬期には軽快する。色白の人や白色人種に多くみられる。

[安藤巌夫]

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