20世紀西洋人名事典 「A.J.キャノン」の解説
A.J. キャノン
Annie Jump Cannon
1863 - 1941
米国の天文学者。
デラウェア州ドーバー生まれ。
ウェズリー、ラドクリフ両大学卒業後ハーバード大学天文台のスタッフとして天体写真の解析にあたる。最初ピッカリングの助手となり恒星の連続的分類体系を作り1901年、分類の基礎となるスペクトルを公刊、次いで’24年22万5千3百の恒星のスペクトルをまとめた「ヘンリー・ドレーパー星表」を刊行、その後さらに13万個を追加。’38年ボント記念天文学者のポストに任命され、イギリス王立天文学会名誉会員、アメリカ哲学会会員の名誉を受ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報