ARIB(読み)あらいぶ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ARIB」の意味・わかりやすい解説

ARIB
あらいぶ

一般社団法人電波産業会の略称ARIBは英語名称のAssociation of Radio Industries and Businessesの略称である。通信・放送分野における電波の有効利用やシステムの普及を目的とし、調査研究、照会・相談などのコンサルティング、利用システムの標準規格策定や海外機関との連携などの業務を行っている。所在地は東京都千代田区霞が関。1995年(平成7)に財団法人電波システム開発センターと放送技術開発協議会の事業を引き継いで設立電波法に基づく電波有効利用促進センターおよび指定周波数変更対策機関として、総務大臣に指定されている。近年は、第3世代携帯電話の通信方式や地上デジタル放送などの規格の策定や技術の標準化に携わってきた。2011年(平成23)4月、一般社団法人へ移行。電気通信事業関係、放送事業関係、無線機器関連研究・開発・製造等事業関係、卸売業、銀行、電気ガス、サービス等事業および公益法人、団体などが会員となっており、2013年6月時点で、正会員数213。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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