山川 世界史小辞典 改訂新版 「ASEAN自由貿易地帯」の解説
ASEAN自由貿易地帯(AFTA)(アセアンじゆうぼうえきちたい)
ASEAN Free Trade Area
1992年ASEAN首脳会議で設立決定。93年から「共通実効特恵関税協定」により鉱工業製品など加盟国間貿易の関税を15年以内に5%以下に引き下げ,さらに撤廃する構想。のちに対象を金融・通信などサービス業分野にも広げ,目標期間を先発加盟6カ国は2003年まで,ベトナムは06年,他の3カ国は08年までと短縮。関税撤廃も前者6カ国は2010年,後者は15年までと設定。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報