20世紀西洋人名事典 「B.ライマン」の解説
B. ライマン
Benjamin Smith Lyman
1835.12.11 - 1920.8.30
米国の地質学者,鉱山学者。
マサチューセッツ州ノーサンプトン生まれ。
ハーバード大学で法律学を学ぶ。その後、ドイツのフライブルクの鉱山学校に入る。ペンシルベニア州の地質調査を行い、鉱床の走行線図を作成して注目される。1972年北海道開拓使に招かれて来日し、北海道の地質・鉱床調査と測量を実施。’76年日本ではじめての広範囲な地質図「日本蝦夷地質要略之図」とその報告書を出版。日本の地質調査の基礎をつくった。’81年帰国後、ペンシルベニア州地質調査所次長を務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報