BRM療法(読み)びーあーるえむりょうほう

家庭医学館 「BRM療法」の解説

びーあーるえむりょうほう【BRM療法】

 がんに対する治療の新しい考え方として、BRM(バイオロジカル・レスポンス・モディファイア、生物反応修飾物質)という物質を用いる治療法が注目されています。がん細胞に対するがん患者さんの生体の反応を増強したり、がん細胞を変化させたりして治療する方法です。
 放射線療法の物理学的方法や化学的に合成した抗がん剤を用いる化学療法に対して、生物学的手法が中心になるもので、生物療法(せいぶつりょうほう)ともいいます。
 BRMには、免疫賦活薬(めんえきふかつやく)やサイトカインなど、免疫に関連するものを多く含みますが、免疫力以外の生物的反応力(自然治癒力を高める作用)も応用することによってがんを封じ込めようとするもので、免疫療法より広い概念で使われます。
 漢方も、BRMの1つです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む