知恵蔵 「CocoPPa」の解説
CocoPPa
CocoPPaは、ユーザー自身や他のユーザーが投稿したイラストなどの画像をメールや、電話、アプリ用のショートカットアイコンとしたり、壁紙としたりすることなどができる。きせかえ用の素材は登録ユーザーが日々作成、公開しているため、13年7月時点での素材数は100万点以上もあり、それが魅力の一つでもある。また、CocoPPaには、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)機能があるため、ユーザー同士の交流も可能であり、ツイッターやGoogle+などのアカウントを持っていれば、それらのアカウントで利用登録ができる。
CocoPPaは、10代から20代の女性ユーザーが多い。また、日本以外のユーザーが全体の83%を占め、中でも、米国のユーザーが全体の42%に及ぶなど、海外での人気が高い。
こうした状況を受け、ユナイテッド社は、CocoPPaを運営する子会社を、13年9月米国ニューヨークに設立する予定。更に、13年秋以降は、「ハローキティ」などで有名なサンリオ・キャラクターの有料素材をグローバル配信する予定もあり、課金コンテンツによる収益拡大を目指す。
(横田一輝 ICTディレクター / 2013年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報