20世紀西洋人名事典 「D.ベリャーンキン」の解説
D. ベリャーンキン
Dmitriy Stepanovich Belyankin
1876 - 1953
ソ連の地質学者。
ソ連各地の地層などを調査し、特に天然宝石、希土類元素などの有用資源を含む鉱層、火成岩による接触交代鉱床などの研究で知られる。又、岩石の化学組成、実験岩石学的研究を系統的に行い、330編以上の論文を発表。カフカス地方で新期の半深成岩の迸入岩体を発見し、鉱業の基礎を築く。スターリン賞を受賞し、科学アカデミー会員にも選ばれた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報