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鉱層 こうそう ore bed

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉱層
こうそう
ore bed

地層にはさまれた層状の鉱床砂鉱床,沈殿鉱床など。鉄鉱石資源の過半数はこの型のもの。

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デジタル大辞泉の解説

こう‐そう〔クワウ‐〕【鉱層】

地層中や、地層間に存在する層状の鉱床。海底や湖底に沈殿・堆積(たいせき)して生ずる。世界の主要な鉄鉱床はこの型に属する。成層鉱床。

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百科事典マイペディアの解説

鉱層【こうそう】

地層中あるいは地層と地層との間に存在する層状の金属鉱床堆積作用,特に化学的沈殿によって形成されたと考えられる。楯(たて)状地の縞状鉄鉱層マンガン鉱層などはその例。
→関連項目堆積鉱床

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世界大百科事典 第2版の解説

こうそう【鉱層 ore bed】

堆積作用において有用な鉱物が濃集した地層。堆積鉱床はほとんど例外なく鉱層を形成する。板状~レンズ状をなし,規模はさまざまである。縞状鉄鉱層のように大規模な鉱層では100kmをこす水平延長と,数百mの厚さをもつことがある。鉱層中には,堆積作用を示す地層に平行な縞模様がみられることが多い。広い意味では,地層に平行で層状をなす鉱床(層状鉱床bedded deposit)全体に用いられるが,その場合には堆積岩中の特定の層を交代して生じた鉱床のように異なる成因の鉱床も含まれる。

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大辞林 第三版の解説

こうそう【鉱層】

地層中に層状あるいはレンズ状をなす鉱床。海水や湖水などにとけていた鉱物が沈殿・堆積してできた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉱層
こうそう
ore bed

累重する堆積(たいせき)岩のなかのほぼ特定の層準(層序上の位置)を占める鉱床で、還元性の水中で形成された金属硫化物や、原生代に酸素が出現してできた酸化鉄などが水底に沈殿した、化学的沈殿による鉱層がある。このほかに岩塩や石膏(せっこう)などの蒸発岩や、物理的淘汰(とうた)による砂金などの漂砂鉱床も鉱層である。黒鉱鉱床と異なり火山活動の形跡は認められない。
 銅の鉱層としては延長数百キロメートルに及ぶ南部アフリカのカッパーベルトCopper Beltや、イギリスからポーランドまで続く含銅頁岩(けつがん)が有名で、ドロマイト(苦灰岩)質頁岩に銅鉱物が含まれている。鉛・亜鉛の鉱層で北部オーストラリアにあるマウントアイサMount IsaやマッカーサーリバーMcArthur Riverは、細粒の硫化鉱物が明瞭(めいりょう)な堆積構造を示している。以上の諸鉱床の近くには蒸発岩がある。蒸発岩のないドイツ中央部のランメルスベルクRammelsbergは、還元性の海中で沈殿した鉛・亜鉛の硫化物鉱層である。
 このほかオーストラリアなどの縞(しま)状酸化鉄の鉱層は、鉄資源としてもっとも重要な鉱床である。またマンガンも酸化物や炭酸塩の鉱層が資源として重要である。[茂木 睦]

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