d-excess(読み)ディーエクセス

最新 地学事典 「d-excess」の解説

ディーエクセス
d-excess

deuterium excess

酸素と水素の安定同位体比の関係式から得られる値のことで,d-excess=δH−8×δ18Oの式により求められる。d値(d-values)とも呼ばれる。降水のd-excess値は水蒸気起源によって値が変化するため,日本国内の多くの場所では夏に低く,冬に高くなる季節変化を有し,また,一般的に太平洋側で低く,日本海側で高い値を示す傾向が認められる。さらに,蒸発影響を受けた水のd-excess値は低下するため,蒸発が生じた地表水の地下浸透を検討する際にも活用されている。

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参照項目:酸素同位体比

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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