20世紀西洋人名事典 「E.ヘルツシュプルング」の解説
E. ヘルツシュプルング
Ejnar Hertzsprung
1873.10.8 - 1967.10.21
デンマークの天文学者。
元・ライデン大学天文台台長。
フレデリクスベルグ生まれ。
コペンハーゲン工科大学で化学工学を学び、さらにライプツィヒで光化学を学ぶ。29歳の時天文学に転じ、1902年ウラニア天文台で員外助手となり、観測技術を身につける。’09年ゲッティンゲン大学天文学準教授を経て、ポツダム天文台員、’19年ライデン大学天文台副台長を歴任し、’35年同台長となる。’05年恒星に巨星と矮星があることを発見し、’11年には恒星の明るさと色との関係図「ヘルツシュプルング・ラッセル図」を作成する。星団の研究や連星、変光星の写真測光観測など多くの業績を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報