出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…センチュウは植物に寄生するものも多く,農業上重要な有害生物である。これを防除する薬剤を殺線虫剤という。農業上最も大きな被害をひきおこしているセンチュウは寄生性のネコブセンチュウで,ネグサレセンチュウがこれにつぐといわれている。殺線虫剤には植物に寄生しているセンチュウを殺すものと土壌中のセンチュウを殺すものとがあるが,大部分が後者のものである。主要な殺線虫剤は次の通りである。(かっこ内は商品名)。(1)ハロゲン化炭化水素系 クロロピクリン,臭化メチル,D‐D(非登録),DCPI(ママモール)――主として土壌薫蒸剤として使用。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」