G.フェドートフ(その他表記)Georgiy Petrovich Fedotov

20世紀西洋人名事典 「G.フェドートフ」の解説

G. フェドートフ
Georgiy Petrovich Fedotov


1886 - 1951
ソ連(ロシア)の思想家,宗教史家。
サラトフ市生まれ。
ペテルブルグの工芸専門学校在学中に社会民主党の活動に参加する。その後、ペテルブルグ大学で中世宗教史を学び、革命後、ペトログラードで非合法の正教サークルを組織する。1925年パリへ亡命し、正教神学校で教えながら宗教関係の雑誌に健筆を振るう。キリスト教的社会主義の立場資本主義共産主義を批判し、’40年ナチスを避けて米国へ移る。著書に「ロシアの宗教心」(’46年)、「古代ルーシの聖者たち」(’31年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む