G.H.ミード(英語表記)George Herbert Mead

20世紀西洋人名事典 「G.H.ミード」の解説

G.H. ミード
George Herbert Mead


1863.2.27 - 1931.4.26
米国の社会心理学者,哲学者。
元・ミシガン大学教授,元・シカゴ大学教授。
マサチューセッツ州生まれ。
オベリン大学やハーバード大学大学院で学び、さらにライプツィヒ大学やベルリーン大学に留学する。1891年帰国し、ミシガン大学教授を経て、1894年シカゴ大学教授となる。W.ジェームズの影響を受け、社会的行動主義と呼ばれる理論を提唱し、プラグマティズム発展に大きな役割を果たす。著作はなかったが、遺稿や講義ノートをもとに「精神・自我・社会」(1934年)、「行動の哲学」(’38年)など4冊の著書が死後編集・刊行される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android