GPS Meteorology
GPS衛星から発せられる電波は大気圏で屈折する。屈折率の時空間変化を支配するのはおもに大気中の水蒸気量である。そのため大気中に普遍的に存在する水蒸気量の不均質は測位の主要なノイズ源となるが,適切な過程により水蒸気量の情報を引き出せるということも意味する。これにより大気中の水蒸気量の時空間変化を求めることをGPS気象学という。2023年現在気象庁では,国土地理院によるGEONET観測網のデータから大気中の水蒸気量を求め,ゲリラ豪雨の予測などに用いている。
執筆者:青木 陽介
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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