20世紀西洋人名事典 「J.カワレロビチ」の解説
J. カワレロビチ
Jerzy Kawalerowicz
1922.1.19 -
ポーランドの映画監督。
ソ連(ウクライナ共和国)生まれ。
第二次世界大戦後、クラクフの国立美術大学に学びながら、同市の映画予備学級(のちのウッチ国立高等映画学校)に通う。助監督をつとめた後、1950年「村の水車小屋」(共同監督作品)、’52年「群集」(同)を発表。’56年「影」、’59年「夜行列車」、’60年「尼僧ヨアンナ」(’61年カンヌ映画祭審査員特別賞)。ネオレアリズモの手法をとり、アンジェイ・ムンク、アンジェイ・ワイダらと共にポーランド派と称される。その後、’77年「大統領の死」、’80年「洋上での出会い」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報