20世紀西洋人名事典 「J.ヨハニデス」の解説
J. ヨハニデス
Ján Johanides
1934 -
チェコスロバキアの作家。
1950年代後半、文芸雑誌「若い創造」出身の作家で、サルトル、カミュを思わせる中編小説集「プライバシー」(’63年)で脚光を浴びる。次作の「石切り場の本質」(’65年)、「否」(’66年)を続けて発表。’68年チェコ事件を契機に筆を断つ。10年間沈黙の後、執筆活動を始め、現代生活を描いた作品を発表。他に「貯金通帳のバラード」(’79年)などの作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報