J.E.ウィーヒェルト(その他表記)Johann Emil Wiechert

20世紀西洋人名事典 「J.E.ウィーヒェルト」の解説

J.E. ウィーヒェルト
Johann Emil Wiechert


1861.12.26 - 1928.3.19
ドイツ地球物理学者。
ゲッティンゲン大学教授。
ティルジット生まれ。
大学卒業後、母校の物理学講師を経て、1897年ゲッティンゲン大学に移り地球物理学を研究し、1905年同大教授となる。地震波を用いて地球の内部構造を解明する数学的理論の研究、地震計の数学的理論を展開させ、ウィーヒェルト地震計と名づけられた新しい地震計の制作など、現代地震学の基礎を築いた。以後、ゲッティンゲン大学は世界における地震学研究の中心地となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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