20世紀西洋人名事典 「J.K.ニエレレ」の解説
J.K. ニエレレ
Julius Kambarage Nyerere
1922.3.(1921.説あり) -
タンザニアの政治家。
タンザニア初代大統領。
ブティアマ生まれ。
大学卒業後教職に就くが、1949年エジンバラ大学に留学し文学修士号を得る。’54年タンガニーカ・アフリカ民族同盟初代党首となる。’61年タンガニーカ独立時に首相就任。翌’62年共和制移行と同時に初代大統領、’64年ザンジバルとの連合でタンザニア大統領となり、アフリカ社会主義路線を明確化した。’85年引退。’90年タンザニア革命党議長を辞任。国民に「先生」の愛称で親しまれ、著書は「解放と社会主義」(’69年)、「解放と開発」(’73年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報