20世紀西洋人名事典 「L.アリー・ハーン」の解説
L. アリー・ハーン
Liāqat Alī Khān
1895.10.1 - 1951.10.16
パキスタンの政治家,弁護士。
パキスタン初代首相,元・ムスリム連盟総裁。
カルナール県(ハリアナ州)生まれ。
弁護士を経て、連合州政界に入り、1923年ムスリム連盟に加入する。’36年同連盟書記長となり、ジンナーの右腕としてパキスタン建国の指導にあたる。’46年インド中間政府財務相を歴任し、’47年パキスタン独立後初代首相となる。’50年ムスリム連盟総裁となるが、’51年ラワルピンジの集会で右翼分子により暗殺される。ムスリム同胞の指導者の尊称がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報