20世紀西洋人名事典 「L.E.ベイリス」の解説
L.E. ベイリス
Leonard Ernest Bayliss
1900.11.15 - 1964.8.20
英国の生理学者。
元・エジンバラ大学講師。
ロンドン生まれ。
父はW.M.ベイリスで、母はスターリングの妹。1922年トリニティ・カレッジで生理学を修了し、’25年学位を取得。ロックフェラー学資金でペンシルヴァニア大学で研究。’33年プリマスの海洋生物研究所を経て、’34年エジンバラ大学講師。’39年父の著書「Peinciples of General Physiology」の改訂に携わるため大学を退たが、父の死後大学に戻る。’50年再び辞して前記著書の改訂に専念。血液のpHの測定や血液のレオロジー等の研究を行った。著書「Human Physiology」(’30年)、「Living Control Systems」(’66年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報