M.レーガー(その他表記)Max Reger

20世紀西洋人名事典 「M.レーガー」の解説

M. レーガー
Max Reger


1873.3.19 - 1916.5.11
ドイツの作曲家。
元・ライプチヒ音楽院教授。
バイエルン州ブラント生まれ。
本名Johann Baptist Joseph Maximilian〉 ヨーハン・バプティスト・ヨーゼフ・マクシミーリアーン〈Reger レーガー
ドイツの19世紀末から20世紀初頭期を代表するプロテスタント作曲家の一人。音楽教師、兵役の後、オルガン作曲家の地位を確保する。1907年ライプチヒ音楽院教授及び同大学の作曲家兼音楽監督、’11〜14年ザクセンマイニンゲン公の宮廷楽長を歴任、’13年には音楽総監督を務める。「バッハ主題による幻想曲とフーガ」(1900年)をはじめとするのオルガン曲は、ドイツ・オルガン音楽最高峰を占める。また、作品はオペラ以外のあらゆるジャンルに及び、とくに絶対音楽への傾向が強い。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android