20世紀西洋人名事典 「M.H.マクミラン」の解説
M.H. マクミラン
Maurice Harold MacMillan
1894.2.10 - 1986.12.29
英国の政治家,実業家。
元・英国首相,元・マクミラン出版会社会長。
ロンドン生まれ。
祖父ダニエル・マクミランは出版人でマクミラン出版社の経営者の家に生まれる。オックスフォード大学卒業後、第一次大戦に従軍。その後マクミラン出版会社取締役を経て、1924年保守党下院議員となる。チャーチル、イーデン内閣のもとで、’51年住宅・地方行政相、’54年国防相、’55年外相、蔵相を歴任、’57年首相就任。対米関係の強化、東西間の緊張緩和外交、ポンド危機の解消に尽力、EEC加入に失敗し’63年辞任。その後マクミラン出版会社会長となり、翌年政界を引退、「中道」(’38年)等の著作がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報